(C)JMA 13日00Z GSM FXFE5784を加工
あす(14日)は北海道で記録的な高温が見込まれます。
原因は大陸から日本海回りで流入する850hPa21度以上の暖気です。
850hPaを約1500mとして乾燥断熱的(=100mにつき1度)に下降させると
0mでは36度以上のポテンシャルがあります。
日射そのほかの要因が加わると、これ以上高くなることもあります。
また、850hPaでは南西風が20~30ktと強く、フェーン現象の影響で
山地の風下となるオホーツク海側や十勝ほど気温が高くなりそうです。
北海道の通年高温記録は、1924(大正13)年7月12日帯広の37・8度ですが、
これに迫る記録が出る可能性が十分にあります。