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ベトジェットエア早着の理由(5月3日)

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イメージ 1

(C)flightradar24
往路のフライトタイムは、4時間24分
イメージ 2
(C)flightradar24
復路はほぼ同じルートを飛んで5時間56分。約一時間半も余計にかかった。

この違いはもちろん偏西風なのだが、
この時間の300hPa(おおむね高度30000ft相当)の天気図をみると、

イメージ 3
(C)JMA 加工

ルート上の対馬海峡付近が寒冷低の縁にあたり、
西南西120kt以上のジェットが解析されている。一時間早着した理由がこれ。

フライトデータの詳細では、当該空域において
(往路)高度31000ft、対地速度580kt
(復路)高度30000ft、対地速度350kt。
追い風、向かい風の差がそのまま対地速度の差(風速の約2倍)になっている。

復路でわざわざ向かい風に突っ込む理由がよくわからない。
ルートを少し南側にずらせば時間短縮、燃料効率の面でも絶対にいいはずだが、
往復同じルートでなければだめなのだろうか。頭が悪いように思えてならない。
揺れて乗り心地もよくないような・・・。

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